フットボールチャンネル

2019年欧州ベストイレブンを選定。バルセロナから選出されたのは? 欧州王者リバプールの象徴も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW

20191231_eubest11fws_getty
左からC・ロナウド、レバンドフスキ、エムバペ【写真:Getty Images】

キリアン・エムバペ(フランス代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1998年12月20日(21歳)
今季リーグ戦成績:12試合出場/11得点 ※12月31日現在

 怪物の勢いはとどまるところを知らない。昨季はPSGのリーグ優勝とともに、得点王、リーグ年間MVP、最優秀若手選手賞と個人賞を総なめにした。29試合に出場して33得点という脅威的なペースでゴールを積み重ね、成長はさらに加速している。今季も1試合1得点に近いペースでゴールを量産しており、フランス代表でもいまや絶対的な中心選手として君臨している。

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/ユベントス)
生年月日:1985年2月5日(34歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/10得点 ※12月31日現在

 あと1ヶ月ほどで35歳になる選手だと、誰が信じられるだろうか。年々ストライカーとしての気質が強くなるスーパースターは、ユベントス移籍1年目の昨季、自身初挑戦のセリエAで21得点を挙げて桁外れのゴールスコアラーとしての実力を改めて証明した。身体的な衰えもほとんど見られず、6月にはポルトガル代表としてUEFAネーションズリーグを制すなど勲章は増え続けるばかり。巨星は燦然と輝き続ける。

ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1988年8月21日(31歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/19得点 ※12月31日現在

 バイエルン・ミュンヘンの絶対的エースストライカーは、3年連続のブンデスリーガ得点王に向けて順調に走り続けている。移籍の噂は絶えなかったが、8月下旬には2023年夏までの契約延長にサイン。今季は開幕から3試合で6得点と好スタートを切ると、その後もコンスタントにゴールネットを揺らし続けて、リーグ前半戦終了までに19得点を奪った。毎年のように公式戦年間40得点を超えるボンバーにとって、まずは3年ぶりのリーグ戦30得点が現実的な目標になる。

【次ページ】フォーメーション

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top