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中島翔哉、立ち上がり失点関与も巻き返す。ポルトが今季リーグ戦初の逆転勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
中島翔哉【写真:Getty Images】

【モレイレンセ 2-4 ポルト ポルトガル1部第16節】

 ポルトガル1部リーグ第16節のモレイレンセ対ポルトが現地時間10日に行われた。試合は4-2でアウェイのポルトが勝利を収めている。ポルトのMF中島翔哉は先発出場し、83分までプレーした。

 トップ下で先発した中島だが、この日は立ち上がりから失点に絡んでしまう。開始3分、ドリブルをしたマレガと、ボールを引き取ったつもりだった中島が味方同士で接触してボールを失うと、ここから始まったカウンターを止められず、先制点を許してしまう。

 それでも、その後は気持ちを切り替えてポルトが攻め込む。中島はボールを頻繁に触り、ドリブルやパスで相手を揺さぶった。ミドルシュートを放つ場面もあり、積極的に仕掛けていく。

 32分にはポルトが同点弾。右からのクロスにソアレスがヘディングで合わせて追いつくと、39分にはアレックス・テレスがPKを決めて逆転した。

 だが、リードして折り返すことができない。

 モレイレンセは44分、右サイドのタッチライン際からジョアン・アウレリオがボレーでクロスを入れると、ニアに飛び込んだファビオ・アブレウが触れなかったことがフェイントとなり、そのままゴールへ。2-2でハーフタイムを迎えた。

 後半はしばらく拮抗したが、72分にポルトが勝ち越した。敵陣右寄りの位置で中島がつないだボールをオタビオが中へ。マレガがヘディングしたボールはファーサイドまで流れると、大外から飛び込んだ途中出場のルイス・ディアスがももで押し込んだ。

 83分に中島を下げたポルトは、85分にヘスス・コロナがダメ押しゴールを決めた勝負あり。ポルトが首位ベンフィカとの勝ち点4差を維持している。

【得点者】
3分 1-0 ファビオ・アブレウ(モレイレンセ)
32分 1-1 ソアレス(ポルト)
39分 1-2 アレックス・テレス(ポルト)
44分 2-2 ジョアン・アウレリオ(モレイレンセ)
72分 2-3 ルイス・ディアス(ポルト)
85分 2-4 ヘスス・コロナ(ポルト)

【了】

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