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絶好調リバプールが“5大リーグ新記録”達成。21試合を終え20勝1分け

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール
トッテナムに勝利を収めたリバプール【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第22節のトッテナム対リバプール戦が現地時間11日に行われ、アウェイのリバプールが1-0で勝利を収めた。この勝利によりリバプールは、欧州5大リーグで歴代1位となる新記録を達成している。

 プレミアリーグで首位を独走するリバプールは前半37分にFWロベルト・フィルミーノのゴールで先制し、そのまま1-0で逃げ切った。なお、リバプールに加入した日本代表MF南野拓実のプレミアリーグデビューも期待された試合ではあったが、ベンチに入った南野は出番なしに終わっている。

 これでリバプールは今季21試合を戦って20勝1分け。開幕8連勝でシーズンをスタートさせたあと、第9節のマンチェスター・シティ戦には引き分けたが、そこからまた12連勝を飾っている。

 英『BBC』などによれば、21試合を終えて勝ち点61という成績はイングランド新記録を更新するもの。過去には2017/18シーズンのマンチェスター・シティが19勝2分けで勝ち点59を獲得したのが最多だった。

 さらにイングランドのみならず、欧州の主要5大リーグでも21試合時点でこれほどの好成績を収めたチームは存在しない。イタリアとドイツではそれぞれユベントス(2018/19)とバイエルン・ミュンヘン(2013/14)の勝ち点59が最多記録。スペインではバルセロナ(2010/11、2012/13)の勝ち点58、フランスではパリ・サンジェルマン(2015/16)の勝ち点57が最多記録となっている。21試合時点で20勝を挙げたチームも史上初となった。

 プレミアリーグ創設後では初となるリーグ制覇を目指すリバプールは、現時点で1試合を多く消化した2位レスター・シティに16ポイント差、同試合数の3位マンチェスター・シティに17ポイント差をつけている。悲願のプレミアリーグ初優勝だけでなく、2003/04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝の快挙への期待も高まりつつある。

【了】

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