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香川真司、MLSなどからの関心が噂も「具体的オファーはなし」と地元メディア

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
レアル・サラゴサの香川真司【写真:Getty Images】

 スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司にMLS(メジャーリーグサッカー)のクラブなどが獲得への関心を示しているものの、具体的なオファーは届いていないという。地元紙『エル・ペリオディオ・デ・アラゴン』が伝えている。

 今季からサラゴサに加入した香川だが、大型補強として期待されながらも現時点ではそれほど大きなインパクトを残すには至っていない。冬の移籍市場で他国へ移籍する可能性もここのところ噂されている。

 トルコメディアでは、長友佑都の所属するガラタサライに香川の移籍話が持ちかけられたとの報道もあった。MLSも移籍先の候補として噂されており、スペイン『エル・デスマルケ』によれば、先日FW久保裕也を獲得したFCシンシナティとコロラド・ラピッズの2クラブが関心を示しているという。

 地元紙はトルコとMLSに加えて、ドイツやフランスやギリシャ、さらに金銭面では最も魅力的な選択肢としてカタールからも香川の獲得の打診が届いたと伝えている。だがいずれも正式な形のオファーではないようだ。

 香川自身は移籍を考えてはおらず、サラゴサでプレーを続けることが本人の望みだと伝えられている。契約は来季まで残しており、サラゴサを昇格に導いた上でリーガエスパニョーラ1部でプレーすることが香川の最大の目標だという。

 だが「低調な試合が多すぎる」「現在のレベルでは、サラゴサでも別のクラブでも、スペイン1部でプレーできるかどうかは疑問」と今季のここまでの香川のパフォーマンスについては厳しい評価も述べられている。昇格争いが佳境に入る後半戦に向けて調子を上げていくことができるだろうか。

【了】

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