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中島翔哉、負傷離脱が長引く。ポルト監督が「アウト」を明言…3試合連続欠場が確定

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
ポルトのMF中島翔哉は公式戦3試合連続欠場へ【写真:Getty Images】

 ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉の負傷離脱が長引いている。現地22日に行われるタッサ・ダ・リーガ(リーグカップ)の準決勝、ヴィトーリア・ギマランイス戦も欠場がほぼ確実になった。

 現地10日に行われたポルトガル1部リーグ第16節のモレイレンセ戦に先発出場した中島だったが、その試合の中で右足に打撲を負っていたことが明らかになった。以降、すでに公式戦2試合連続でベンチに入ることすらできていない。

 ポルトがクラブ公式サイト上に掲載している練習レポートによれば、中島はDFぺぺやFWゼ・ルイスとともに21日の練習も治療のため回避したという。同様にクラブ公式サイトで公開されたフォトギャラリーを確認しても、34枚の写真の中に日本人MFの姿はなかった。

 ポルトガル紙『ア・ボラ』などによれば、ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督は現地21日に行われたギマランイス戦に向けた記者会見の中で負傷離脱中の選手たちの状態について問われ、「アウト。3人は、アウトだ」と答えたとのこと。

 この発言により中島、ぺぺ、ゼ・ルイスの3人は中立地ブラガで開催されるリーグカップ準決勝を欠場することが明かされた。勝利すると現地25日にブラガと決勝を戦うことになるが、こちらへの出場も不透明となった。

 コンセイソン監督は以前の記者会見で中島の右足に「非常に大きな打撲傷がある」と明らかにしていた。一部では「血腫」とも報じられているが、このままトップ下で輝いていた背番号10の負傷離脱が長引けば、ポルトにとっては大きな痛手となるだろう。

【了】

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