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東京五輪女子サッカーアジア予選開催地を変更。中国のウイルス感染拡大で

text by 編集部 photo by Getty Images

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AFCが東京五輪女子サッカー予選開催地を変更【写真:Getty Images】

 アジアサッカー連盟(AFC)は22日、来月行われる東京五輪女子サッカー・アジア予選の開催地を中国の武漢から南京に変更することを発表した。中国『タイタン・スポーツ』など複数メディアが伝えている。

 中国では、武漢を中心として新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がっている。22日時点で中国国内での死亡者は9人、患者数は少なくとも440人に上っているとのことだ。

 武漢では2月3日から9日にかけて東京五輪女子サッカー・アジア3次予選グループBの計6試合の開催が予定されていた。だがウイルス感染拡大の影響を懸念し、AFCでは会場を約540km離れた南京に変更することを決定した。

 3次予選グループBでは地元の中国女子代表のほか、オーストラリア、タイ、チャイニーズ・タイペイの4チームが対戦。1回総当たりのリーグ戦を行い、上位2チームがプレーオフラウンドへと進む。

 もう一方のグループAは北朝鮮の参加辞退により、韓国、ベトナム、ミャンマーの3チームによる争いとなる。3月に開催されるプレーオフではA組1位とB組2位、B組1位とA組2位がそれぞれホーム&アウェイで対戦し、勝利した2チームが東京五輪の出場権を獲得する。

【了】

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