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南野拓実は「インパクト残せず」と英紙評価。今後の本領発揮に引き続き期待も

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
リバプールの南野拓実【写真:Getty Images】

 イングランド・FAカップ4回戦のシュルーズベリー対リバプール戦が現地時間26日に行われ、2-2のドローに終わった。リバプールの日本代表MF南野拓実は先発出場し、85分に交代するまでプレーしている。

 南野はリバプールでのデビュー戦となったFAカップ3回戦のエバートン戦に続いて2回目の先発出場。3トップの中央でプレーし、39分の右足シュートなどチャンスもあったが初得点を挙げることはできなかった。

 地元紙『リバプール・エコー』はこの試合での南野のパフォーマンスに対して10点満点で「6」と平均的な採点。「中盤に下がってから相手ディフェンスに仕掛けようとする時にはシャープに見えた」と評価しながらも、「後半ははるかに大人しくなった」と述べている。

 英『スカイ・スポーツ』では南野にチーム2位タイの採点「7」と高めの評価をつけた。一方『デイリー・メール』では他3人と並んでチーム最低タイの「5」としており、評価が分かれている。

 英紙『ミラー』では南野のプレーについて詳細に評価する単独記事を掲載。「あまりインパクトを残せなかった」としつつ、今後への期待を感じさせる部分もあったとして、「イングランドのサッカーに適応し成長する上で決定的な試合だったと振り返ることになるかもしれない」と述べた。

 同紙は南野について「高い技術を持っていることに疑いはない」と評価する一方で、センターフォワードとしてプレーするにはフィジカル面の弱さが目立ったとも指摘。意欲的な姿勢を見せてはいたが本領発揮には至っていないとの見方を示している。

【了】

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