元日本代表の本田圭佑は、ブラジルの古豪ボタフォゴに入団することが31日に発表された。自身初となる南米クラブでの新たな挑戦をスタートさせることになる。

　昨年11月に加入したオランダのフィテッセをわずか1ヶ月半で退団してフリーとなり、去就が注目されていた本田。ここ数日はボタフォゴとの交渉が報じられていたが、31日に本人およびクラブから加入が発表された。

　ボタフォゴ幹部のリカルド・ローテンベルグ氏が『ラジオ・ブラジル』のインタビューに語ったとして『ジアーリオ・カリオカ』紙などが伝えたところによれば、ボタフォゴは本田側の希望により背番号「4」を用意する考えのようだ。日本代表や、2018/19シーズンに所属したオーストラリアのメルボルン・ビクトリーでも使用していた番号となる。

　契約期間は2020年12月までの1年間になるとのこと。代理人のマルコス・レイチ氏は『ラジオ・グローボ』で、「彼は契約を全うすることになると思う。契約を延長する可能性もある。私は強くそう信じている」とコメントしたことが伝えられている。

　ローテンベルグ氏によれば、本田の到着は来週金曜日か土曜日頃を予定しているという。現地時間9日にマラカナン・スタジアムで行われるフルミネンセ戦に出場することはないが、スタンドから観戦することが見込まれると同氏は話している。

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