【写真:Getty Images】
アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルに対しては、冬の移籍市場最終日にカタールのクラブからのオファーが届いていたものの、移籍成立には至らなかったという。英紙『ミラー』が1日付で伝えた。
今季序盤戦にはアーセナルで出場機会を失っていたが、11月頃から再び先発に戻ったエジル。12月に就任したミケル・アルテタ監督の下でもレギュラーとして出場を続け、復調の気配を見せている。
だが移籍市場の終盤にはカタールからのオファーが届き、本人も交渉に応じる姿勢を見せていたとのこと。クラブにもエジルの高額な年俸負担を解消したいという考えがあり、アルテタ監督も放出にゴーサインを出したと英紙は伝えている。
しかし、最終的にはエジルの移籍が成立することはなかった。移籍市場の終了間際にオファーが届いたため、代役となる選手を確保する時間がなかったことがその理由だとされている。
アーセナルが獲得を狙っていた選手として挙げられているのはスペイン代表のダニ・オルモやベルギー代表のヤニック・フェレイラ・カラスコ。だが前者はクロアチアのディナモ・ザグレブからRBライプツィヒへ、後者は中国の大連から古巣アトレティコ・マドリーへ移籍することになった。
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