【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、試合途中で交代させられたことに不満な様子を見せ、トーマス・トゥヘル監督と衝突した。監督は試合後に苦言を呈している。
PSGは現地時間1日に行われたリーグアン第22節の試合でモンペリエと対戦。5-0の完勝で公式戦6連勝を飾った。先発で出場したムバッペもチームの4点目となるゴールを記録している。
だがスコアが5-0となったあと68分に交代を命じられたムバッペは、ピッチサイドでトゥヘル監督と衝突。話を聞かずに通り過ぎようとするムバッペに対し、トゥヘル監督が両手で肩を押さえて引き止め、何らかの言葉をかける様子がみられた。ムバッペは最後まで不満げな様子のまま立ち去っていった。
指揮官は試合後にフランス『カナル・プリュス』でこの一件についてコメント。「ドレッシングルーム内のエゴを管理するのは大変なことだ。我々はひとつのチームであるということを尊重しなければならない」と語った。
「私は監督であり、誰がピッチに入って誰が出るかを決めるのは私だ。こういうことはネガティブな印象を周囲に与えてしまうので残念なことだ。怒っているわけではないが、不要なことなので悲しく思うだけだ」とトゥヘル監督は続けている。
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