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インテルの絶対的守護神が負傷欠場へ。あのレジェンドの息子が代役デビューも!?

text by 編集部 photo by Getty Images

サミル・ハンダノビッチ
【写真:Getty Images】

 インテルは現地時間2日に行われるセリエA第22節の試合でウディネーゼと対戦する。だがスロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチがこの試合を欠場することが濃厚とみられている。

 インテルの“絶対的守護神”であるハンダノビッチは過去2年間のセリエAで全試合フルタイム出場。今季もここまでフル出場を続けてきたが、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによれば1日の練習中に左手を痛めたとのことだ。

 ハンダノビッチはウディネーゼ戦に加えて、次節のミランとのダービーマッチも出場が危ぶまれている。出場不可能な場合はダニエレ・パデッリが先発で代役を務めることが見込まれる。

 トップチームに所属するもうひとりのGKであるトンマーゾ・ベルニは、先月26日のカリアリ戦の試合後に審判に対して不適切な態度を取ったとして2試合の出場停止処分を受けている。そのためウディネーゼ戦ではパデッリの控えとして、プリマヴェーラ(ユース)所属のGKフィリップ・スタンコビッチがベンチ入りすることになるかもしれない。

 現在17歳のフィリップ・スタンコビッチは、かつてインテルで活躍した元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチ氏の次男。試合中にパデッリにも不測の事態が生じたとすれば、セリエAデビューの機会が巡ってくる可能性もある。

父親のデヤン氏は2004年から2013年までインテルで活躍し、長友佑都ともチームメートとしてプレー。2013年10月に行われたセルビア代表対日本代表の親善試合が現役ラストマッチとなった。昨年11月にはインテル下部組織のスタッフに加わったが、12月には退団し、母国の名門レッドスターの監督に就任している。

【了】

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