元日本代表MF本田圭佑の加入が決定したボタフォゴのアウベルト・ヴァレンチン監督は、チーム力の向上に繋がる選手として本田の加入を歓迎している。ブラジル『エスポルチ・インテラチーヴォ』などが同監督のコメントを伝えた。

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　オランダのフィテッセを退団してフリーとなっていた本田は、ボタフォゴに加入することが1月31日に発表された。海外生活6ヶ国目の挑戦地として、“サッカー王国”でのプレーを開始することになる。

　現地時間4日の会見で本田について質問を受けたアウベルト監督は、「技術面のクオリティー以上のものをもたらしてくれる」とコメント。「プレーしたことのない国で、適応期間は必要になるだろう」としながらも、「高いレベルでプレーしてきた選手だ。ミランでもプレーしていた。若い選手たちを助けるという部分でも力になってくれるだろう」と期待を述べた。

　コミュニケーション面での問題はないと指揮官は予想しているようだ。「私は日本語を話せないが、幸い彼はイタリアでプレーしていた。イタリア語で話すことになるだろう。私の英語はひどいものだからね」とアウベルト監督。「だが彼はポルトガル語の習得にも努めなければならない。彼は賢いので大丈夫だろう」とも付け加えた。

　自身のSNSに投稿した動画でボタフォゴ入団を発表した本田は、ポルトガル語で挨拶の言葉を述べていた。新天地でまた新たな言語をの習得を求められることになりそうだ。

【了】