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宮市亮、絶好機逃し反省。決定力向上誓う「考えすぎないようにしたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

宮市亮
【写真:Getty Images】

 ドイツ2部のザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は、決定的チャンスを迎えながらもゴールを決められなかったことを悔やみ、決定力の向上を誓っている。クラブ公式ウェブサイトが6日に同選手のコメントを伝えた。

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 先週末の1日にシュトゥットガルトと対戦したザンクト・パウリは、宮市のアシストによる得点もあり1-1で引き分けた。だが前半に宮市が迎えた相手GKとの1対1のチャンスを決めていれば勝利を手にすることができていたかもしれない。

「あの場面は今でも頭に焼き付いています」と宮市は振り返る。「完璧なパスが来て、突然ゴール前でフリーになった。それでビックリしてしまったんだと思います。考えすぎました」とシュートを決められなかったことを反省した。

 今回に限らず、フリーでの決定機が苦手であることは自覚しているという。「これから毎回の練習で取り組んでいきます。絶対に改善して、ゴール前でもっと効果的にやれるようにしたいですね」と宮市は語る。そのためには「考えすぎない」ことがポイントだとしている。

 今季は1得点にとどまっているが、一方で5アシストという数字には満足しているようだ。「得点やアシストがもうひとつかふたつあっても良かったと思いますが、悪くない数字だと思います。昨季は5点決めましたが、アシストはひとつもなかったので」

 そして何より、今季は負傷に悩まされることなくプレーを続行することができている。「批判してくる人もいましたが、復帰できるといつも信じていました。今の場所に来るまでに必死で頑張ってきました。欠場せずに長くやれているのは本当に嬉しく思います」と宮市は喜んでいる。

 相次ぐ重傷により一時は現役続行が危ういと言われたこともあった宮市だが、クラブによればコンディション面の問題で欠場した試合は2018年9月が最後だという。最後の負傷欠場がいつだったかと問われた宮市自身が「分かりません」と答えているほどだ。

【了】

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