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ミラノダービーでダメ押し弾のルカク、エバートン時代に“無双状態”。1試合4得点の大暴れ

text by 編集部 photo by Getty Images

ロメル・ルカク
【写真:Getty Images】

 9日に行われたミランとのミラノダービーでもゴールを挙げたインテルのFWロメル・ルカクは、キャリアハイのシーズンとなるかもしれない。ただ、彼がケタ外れの能力の持ち主であることは、2016/17シーズンの活躍で多くの人が知っている。プレミアリーグの公式ツイッターが、ベルギー代表FWのかつてのプレーを紹介した。

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 今季からインテルでプレーしているルカクは、セリエA23試合に出場して17得点を記録している。エバートンで37試合出場で25得点を挙げた2016/17シーズンのペースを上回るハイペースだ。

 ただ、ルカクがキャリアハイを更新できるかはまだ分からない。当時のルカクも、やはり怪物級だった。

 2017年2月4日、エバートンの選手としてボーンマス戦に出場したルカクは、1試合で4得点という離れ業をやってのけた。シュート、ドリブル、パス、ヘディングと、あらゆるプレーが高い次元で、次々と相手守備陣を切り裂き、まさに無双状態。これが23歳の選手のプレーだというのだから驚きである。プレミアリーグはこのときのルカクのプレーを動画で紹介した。

 この活躍によりマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたルカクは、やや難しい時期を経験したが、今季はインテルで欠かせない選手となっている。ミラノダービーでは終了間際にダメ押しゴールを決めると、ユニフォームを脱いでコーナーフラッグにかけ、高々と掲げた。「ミラノの街はインテルのもの」。エース自ら勝ちどきをあげた。

 インテルでも沈黙する試合はあるものの、周囲の厚い信頼に応えようと必死に戦っているルカク。自身のキャリアハイを更新するようなことがあれば、インテルはシーズン終盤に優勝を争っているはずだ。

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