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イタリアにコロナウイルスの影響拡大。ユベントス対インテルやELも無観客に?

text by 編集部 photo by Getty Images

セリエA
【写真:Getty Images】

 新型コロナウィルス感染の拡大がイタリアサッカー界にも大きな影響を及ぼしている。先週末にセリエAの試合が中止となったのに加えて、今後の試合の開催にも支障が生じる可能性が高そうだ。

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 21日と22日にイタリア国内で新型コロナウィルスによる初の犠牲者が出たことを受け、イタリア政府は23日に北部ヴェネト州およびロンバルディア州で開催が予定されていたスポーツイベントの中止を決定。セリエAの試合も延期を余儀なくされた。

 最初に中止が決定されたのはセリエA第25節のベローナ対カリアリ戦、アタランタ対サッスオーロ戦、インテル対サンプドリア戦の3試合。その後、トリノ対パルマ戦も中止が決定され、計4試合が後日に延期となった。代替開催日は現時点で決定されていない。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、今後も1週間前後は大勢の観客を入場させて試合を開催することは不可能との見通しを伝えている。今週予定されるビッグマッチに影響が及ぶことになりそうだ。

 今週末の3月1日には、セリエA首位のユベントスと3位インテルによる上位対決が予定されている。この試合が延期されることはないとの見通しだが、ユベントスは開催地の変更を要請しているという。開催地が変更されない場合は、無観客試合として開催される可能性が高いようだ。

 27日にはヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのインテル対ルドゴレツ(ブルガリア)戦もミラノで開催される。この試合も無観客試合となる可能性が高いとみられている。

【了】

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