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前半のみで交代の香川真司に現地メディア最低評価「ほとんど貢献できず」

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

香川真司
【写真:ムツ・カワモリ】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第30節のラシン・サンタンデール対レアル・サラゴサ戦が現地時間2月29日に行われ、2-2の引き分けに終わった。サラゴサのMF香川真司は先発で出場したが、ハーフタイムで交代している。

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 負傷の影響によりリーグ戦3試合を欠場していた香川は4試合ぶりの出場で先発復帰。だが0-0のまま折り返した前半45分間のみでプレーを終えることになった。後半にはラシンが2度のリードを奪ったが、サラゴサが追いついてドローに持ち込んでいる。

 前半の香川のプレーぶりに対してスペインメディアの評価は厳しい。『エル・デスマルケ』では10点満点でチーム単独最低点となる「2」をつけた。「ほとんどプレーに貢献できず良くない試合だった」と述べ、依然として期待を大きく下回るパフォーマンスが続いていると評している。

 地元メディア『スポルト・アラゴン』でも香川に対する採点はチーム最低タイの「4」。「縦へ向かうFWの多い今のサラゴサにいまだに合っていない」と述べ、チームと噛み合わない状態で「ピッチ上を彷徨っている」と苦しい戦いぶりを表現している。

 最下位チーム相手に勝ち点1の獲得にとどまったサラゴサだが、9試合連続の無敗を維持。1部自動昇格圏内の2位を守っている。

【了】

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