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アルゼンチン名門リーベルがウイルス懸念で試合拒否。処分の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

リーベル・プレート
【写真:Getty Images】

 アルゼンチンのリーベル・プレートは、新型コロナウイルス感染の拡大予防のため活動を休止し、開催が予定されていた試合への参加を拒否することを表明した。大会主催者側は同クラブに処分を下す可能性も示唆している。

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 アルゼンチンでは先週末に国内リーグの2019/20シーズンが終了。ボカ・ジュニオルスが宿敵リーベルを最終節で逆転して優勝を飾る形で幕を閉じた。続いて今週末からは、昨年から新設されたカップ戦「コパ・デ・ラ・スーペルリーガ」が開催される予定となっている。

 南米でも徐々に拡大しつつある新型コロナウイルスの影響を受け、同大会の試合は無観客で開催されることが決まっていた。だがリーベルは13日に公式声明を出し、現地時間14日に予定されていたアトレティコ・トゥクマンとのホームゲームを戦わないことを表明した。

 クラブの声明によれば、リーベルでは13日に「選手の一人がコロナウイルスと同様の症状の兆候を見せた」とのこと。感染が確認されたわけではないが、14日以降はクラブの全ての活動を無期限停止すると発表している。

 スーペルリーガ側もリーベルに返答する形で同日に声明を出し、保健機関などの指導に従った上で無観客試合を開催することは可能と主張。リーベルの決定は「一方的」であるとして非難し、処分対象に該当すると述べている。

【了】

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