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岡崎慎司、マラガに復帰!? 前会長が「来年は我々のところに」とツイートするも…

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

岡崎慎司
【写真:ムツ・カワモリ】

 スペイン2部マラガのオーナーであり前会長のアブドゥラー・アル・タニ氏は、現在ウエスカに所属するFW岡崎慎司が来季マラガに復帰すると主張するツイートを投稿した。だが地元メディアでは現実味のある話だとは受け止められていないようだ。

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 岡崎は昨夏レスター・シティを退団したあとマラガに加入。だがクラブの抱える経営問題のため選手登録ができず、移籍市場の終了直前に退団してウエスカに移籍することになった。

 昨年9月にマラガが岡崎の退団について説明を行った声明では、「来季再びマラガに戻ってくるという彼のコミットメントに期待したい」とも述べられていた。短期間の在籍に終わったとはいえチームやサポーターから温かく迎え入れられていた岡崎はマラガに好印象を持ち続けている様子ではあるが、ウエスカとは今季の1年契約に加えて来季のオプションも設定されており、スペイン紙による最近のインタビューでもウエスカをリーガ1部へ昇格させた上で来季もプレーしたいと語っていた。

 しかしアル・タニ氏は、マラガ地元紙『ラ・オピニオン・デ・マラガ』による岡崎に関する記事に反応する形で14日にツイートを投稿。その中で「いずれにしても岡崎は来年我々のところにいる」とも述べている。

 だが実際のところ、アル・タニ氏はマラガの経営をめぐる汚職の疑いにより、同クラブの会長職を6ヶ月間停止する決定を先月20日に下されている。岡崎の復帰が実現するかどうか以前に、クラブの選手補強に関われる立場にはないということになる。

『オピニオン』紙はこのツイートについて報じつつ「アル・タニは司法に命じられたものとは別の並行現実で生きている」と述べた。地元メディア『メルチャン・エン・ディレクト』も「すでにマラガの経営者ではないことを受け入れていない」と同氏のコメントを冷ややかに伝えている。

【了】

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