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スペインサッカー連盟会長、コロナウイルスの影響も全試合消化を明言。現時点での終了は「不公平」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・マヌエル・ルビアレス・ベハル
【写真:Getty Images】

 スペインサッカー連盟のルイス・マヌエル・ルビアレス・ベハル会長が、リーガ・エスパニョーラを途中で中止にする意思はないことを明言している。スペイン『アス』が現地時間17日に報じた。

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 世界に蔓延する新型コロナウイルスの影響でスペインではリーガ・エスパニョーラの第28節と29節の全試合が延期となっている。また、欧州のリーグ戦終了後の6月に予定されていたEURO2020の開催を1年間延期することも発表されている。

 試合の延期により、欧州各国のリーグではシーズン途中での終了の可能性があると報じられている。試合の延期により、仮に7月までシーズンが伸びたとすると、6月30日まで契約している選手への影響が懸念されている。だが、ルビアレス会長は現地時点でバルセロナを優勝とすることは「不公平」とし、今季の全試合消化を明言している。

 インタビューに答えたルビアレス会長は「6月30日までに大会を終わらせなければいけない。全チームは全試合プレーしないといけない。連盟のメンバー55人と幹部が話し合いを行った結果だ。我々は好意的に投票を行った」と連盟での話し合いで今季の全試合を消化することを決定したとしている。

 また、ルビアレス会長は「異例の事態だが、19/20シーズンは同じルールで今まで通り終わらせないといけない。この大会が終わるかどうか保証はできないが、6月30日までに終わらせる。今のこの順位で大会を終わらせることは不公平である」と話し、現地時点で首位に立つバルセロナの優勝はないようだ。

 延期がこのまま続くと、今後の強行日程は必至だろう。リーガ・エスパニョーラはいつ再開し、6月30日までに終わるのだろうか。

【了】

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