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食野亮太郎が所属のハーツが経営難。選手含む関係者全員の月給50%削減を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

食野亮太郎
【写真:Getty Images】

 食野亮太郎が所属するスコットランド1部のハーツが18日に声明を出し、選手含むクラブ関係者全員の月給を50%削減すると発表した。

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 新型コロナウイルスの感染者数はスコットランドでも増加しており、この事態を受けてスコットランドのサッカーも中断の決定を下した。試合が開催できないことは収入減を意味する。ハーツのオーナーを務めるアン・バッジ氏はクラブの公式サイトを通じて「私たちは現在、前例のない困難な時代を生きている。ご理解いただけると思うが、私の優先事項は国民の健康と福祉。これに加えて、クラブの会長兼最高経営責任者として、クラブの安全と経済的健全性を確保するために全力を尽くさなければならない」とし、中断期間に収入が入ってこないことを説明。

 さらに、下限を設定した上でフルタイムの従業員、マネージャー、コーチ、選手、及び選手のバックルームスタッフ全員に月給の50%カットを受け入れるように依頼したという。バッジ氏は少なくとも7月か8月の初旬まで試合開催が再開されないと予想しているが、月給50%削減がいつまで実施されるか明言できないと語っている。新型コロナウイルスによる経済的な打撃が、ここにきて表面化することになった。

【了】

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