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ロナウジーニョなんて序の口。暴行、性犯罪、殺人…刑務所で服役経験を持つ5人のサッカー選手

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー界のクライム“キング”

マーロン・キング
【写真:Getty Images】

マーロン・キング(元ジャマイカ代表)

生年月日:1980年4月26日(39歳)
最終所属クラブ:シェフィールド・ユナイテッド(イングランド)

 自動車窃盗、詐欺、性的暴行、運転免許やクレジットカードの不正使用、スピード違反、飲酒運転、暴行……マーロン・キングは殺人以外の犯罪なら思いつく限りのことをやってきた。サッカー界のクライム“キング”と言える存在だ。2009年までに14件の犯罪で有罪判決を受けている。

 社会奉仕や運転禁止、罰金、リハビリプログラムの受講などの軽い処分のみならず、当然ながら刑務所での服役経験もある。2002年5月、キングは盗品と知りながら自動車を受け取った疑いで逮捕されて18ヶ月の懲役刑を言い渡された。その後、この刑は5ヶ月に減免されたが、その期間は刑務所の中で過ごすことになった。

 2009年には20歳の女子大生を殴り、婦女暴行の容疑で懲役18ヶ月の有罪判決を下され、当時所属していたウィガンとの契約も解除された。2014年には危険運転で起訴され、三たび18ヶ月の懲役刑と3年間の運転禁止処分を食らうことになった。現役選手としては2014年1月にシェフィールド・ユナイテッドを退団して以降、所属先がなく引退状態になっている。

【了】

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