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「120億円の損失」。UEFA会長、EURO2020延期に伴う経済的損害を告白

text by 編集部 photo by Getty Images

EURO2020
【写真:Getty Images】

 欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は延期となったEURO2020の経済的損害について言及している。

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 UEFAは17日にビデオ会議を開き、今年6月に開催予定だったEURO2020を新型コロナウイルスの感染拡大を受け1年間延期すると発表した。会議後チェフェリン会長は「ファン、関係者、選手の健康が一番大事だ」と今回の決断に至った経緯を語った。

 22日付けの独メディア『ヴェルト・アム・ゾンターク』のインタビューでチェフェリン会長は「ヨーロッパ選手権は4年に一度開催される最も重要な財源だ。(今回の中止で)我々は最大の犠牲を払うことになった」と話した。

 続けて「来年にEUROが開催されることで1億ユーロ(約120億円)の損失となるだろう」と経済的に大きな打撃を受けることを明らかにした。なお今回の損失は欧州の各リーグ及びクラブが負担せず、UEFAの余剰金5億7500万ユーロ(約690億円)から補填される見込みだ。

「団結する姿を見せる」と話すチェフェリン会長。今後はUEFAに加入する55カ国が一つとなって困難を乗り切ることになる。

【了】

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