リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネは、中断されているプレミアリーグがもし打ち切られてリバプールの優勝が認められないことになっても「受け入れる」と語った。英『トークスポーツ』が同選手のインタビューを伝えている。

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　新型コロナウイルス感染拡大の影響により全試合の延期が続いているプレミアリーグ。再開に向けた見通しは依然として不透明であり、このままシーズンが打ち切られる可能性があるのではないかという見方もある。

　リバプールは中断前の時点で首位を独走し、残り9試合で2勝すれば優勝が決まる状況だった。だがシーズン打ち切りの場合に優勝チームを認定するかどうかについて明確な規定は存在していない。

　今季の年間最優秀選手候補にも挙げられる活躍をみせてきたマネは、「試合に勝ちたいしトロフィーを勝ち取りたい」とコメント。だが「この状況では何が起こっても理解できる」と続けている。

「世界の大勢の人々がもっと厳しい時期を過ごしている。家族を失った人もいる」とマネ。プレミアリーグ優勝は「夢」ではあるが、「そうならなくても受け入れる。人生の一部だ。来年には勝ち取れることを期待しよう」と語った。

　プレミアリーグ設立後では初となる悲願の優勝まであと一歩に迫ったところで足止めを余儀なくされたリバプール。果たしてどのような結末を迎えることになるのだろうか。

【了】