イングランド中のDFが悲鳴!! マンCを粉砕した若者のプレー動画が注目の的に

2020年04月09日(Thu)7時40分配信

photo Getty Images
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アダマ・トラオレ
【写真:Getty Images】

 今シーズン快進撃を見せているウォルヴァーハンプトンの原動力となっているのが、ウインガーのアダマ・トラオレだ。

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 1996年1月25日生まれの現在24歳であるトラオレはマリとスペインの国籍を持ち、ユース年代からスペイン代表として出場している。怪我で辞退したが、A代表としても昨年11月にスペイン代表に召集された過去もある。

 クラブレベルではバルセロナの下部組織出身で2013年にトップチームでデビュー果たした。その後は2015年にプレミアリーグのアストン・ヴィラへ移籍するも怪我の影響で出場機会に恵まれず。チームも最下位で降格する憂き目にあうなど苦悩の時期を過ごすが、2016年に転機が訪れる。その年にプレミアリーグに昇格したミドルスブラへと移籍し、当時のアイトール・カランカ監督の下、右ウィングでレギュラーポジションを掴むのだ。

 そこでの活躍が認められ、2018年に現在所属しているウルブスへ5年契約を結び加入を果たした。昨シーズンこそ満足したシーズンは送れなかったが、今シーズンはここまででリーグ戦4ゴール7アシストを記録。その数字以上にウルブスの躍進へ大きな貢献をしている。

 特徴は、まずラグビー選手を彷彿とさせる強靭な肉体を存分に活かしたフィジカルの強さだ。圧倒的なボールキープ力を誇り、奪いにきた相手を容易に跳ね返すことができる。

 対峙するDFはファール覚悟で彼を止めることが多く、開幕から26試合を消化した時点で24人の選手がトラオレへのファールでイエローカードを受けたという驚異的な数字さえある。本人曰く、ウェイトトレーニングは行っておらず、遺伝的なものだとコメントしているのだから驚きだ。

 さらに、相手を振り切る爆発的なスピードを備えている。彼にスペースを与えて裏を取られると追いつくのは至難の技だ。実際、彼と対峙したDFの多くが対戦後に悲鳴の声を上げている。トッテナムのベルギー代表DFトビー・アルデルバイレルドは「1人で彼を止めることは困難だ」と語った。ドリブルで突破した後のクロスの質も以前に比べ向上し、7アシストと結果としても現れている。

 他を圧倒するパワーとスピード、それに加えてバルサのカンテラ仕込みの足元の巧さ。これらの能力が最大限発揮されていることが今季の彼の飛躍の要因と言えるだろう。

 そんな今シーズンのトラオレの活躍を振り返る上で欠かせないのが、昨シーズン王者のマンチェスターシティ戦で見せた圧巻のパフォーマンスだ。

 まずはアウェーでの第8節。同僚メキシコ代表FWラウール・ヒメネスからのお膳立てから2ゴールを決めて2-0で勝利に導くと、ホームで迎えた第19節は、2点ビハインドの状況から反撃の狼煙を上げるゴールを決め、その後同点に追いつくアシストを記録。1ゴール1アシストとまたもや大活躍を見せた。3-2の逆転勝利に貢献し、シティ相手にシーズンダブルの快挙を達成する立役者となっている。

 さらに、第24節の首位リヴァプール戦では、敗れたものの目を見張るプレーを随所に見せた。すると試合後リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が「彼は今、止められない、信じられない選手だ」とコメント。今シーズンのプレミアリーグ全体に強烈なインパクトを与えている。

 その活躍に、当然ビッグクラブがこぞって関心を示しており、今やトラオレはサッカー界全体から注目を集める存在へとなっている。計り知れない才能の片鱗を見せ始めたアダマ・トラオレの今後から目が離せない。

(文:プレミアパブ編集部)

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