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プレミアリーグ史上初の“GKゴール”。19年前に決めたのはあのレジェンド

text by 編集部 photo by Getty Images

ピーター・シュマイケル
【写真:Getty Images】

 サッカーではごく稀にしか生まれないGKによるゴール。イングランドのプレミアリーグで初めてGKの選手がゴールを挙げたのは、リーグ設立10シーズン目となる2001/02シーズンのことだった。

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 その記念すべきゴールを記録したのはマンチェスター・ユナイテッドの伝説的守護神であり、初期のプレミアリーグを代表するGKでもあるデンマークのピーター・シュマイケル氏。だがユナイテッドではなく、ポルトガルへの移籍を挟んでイングランドに復帰したアストン・ビラでのゴールだった。

 2001年10月30日に行われたエバートンとのアウェイゲーム。2点目ビハインドで迎えた終了間際のCKの場面で前線に上がったシュマイケルは、ファーポストにこぼれたボールに迷わず右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。だがアストン・ビラは1点差に詰め寄るにとどまり、2-3の敗戦に終わっている。

 その後現在に至るまで、プレミアリーグで得点を記録したGKは他に4人のみ。2004年にブラックバーンのブラッド・フリーデル、2007年にトッテナムのポール・ロビンソン、2012年にエバートンのティム・ハワード、2013年にストーク・シティのアスミル・ベゴビッチがそれぞれゴールを挙げている。

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