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ウイルス危機対応で「第3の移籍期間」をオープンも。FIFA関係者が示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFA
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルスの影響で変則的となる欧州各国リーグの日程に対応するため、例外的に「第3の移籍市場」が開くことになるかもしれない。国際サッカー連盟(FIFA)関係者が示唆している。

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 ウイルス感染拡大の影響により欧州ではベラルーシを除く全ての国でサッカーがストップ。徐々に再開に向けた見通しも伝えられ始めているが、依然として試合日程やクラブ経営などに関して不安が山積みの状況が続いている。

 通常であれば夏に約2ヶ月間、冬に約1ヶ月間となる選手の移籍市場に関しても、柔軟に対応する姿勢をFIFAは示した。サッカー規定ディレクターのジェームズ・キッチン氏がドイツ『ARD』の番組で語ったとして『西ドイツ新聞』などが伝えている。

「危機的な状況の中で、各協会が追加として第3の移籍ウインドウを開くことが考えられる」とキッチン氏はコメント。「(年間の)合計期間が16週間を越えない範囲で柔軟に対応する」と述べている。

 各国リーグの再開はまだほとんどが不確定であり、例年であれば夏の移籍市場が開く7月1日以降まで今季の試合が開催される可能性は高い。移籍期間の調整は必須となりそうだ。

【了】

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