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すごすぎる…ブラジル代表、最強の怪物たち。リバウド、ロナウジーニョ、カカー…サッカー史に刻まれる英雄8人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール

ネイマール
【写真:Getty Images】



FW:ネイマール(バルセロナ/ブラジル代表)
生年月日:1992年2月5日(当時23歳)
14/15シーズンリーグ戦成績:32試合22得点9アシスト
14/15市場価格:8000万ユーロ(約96億円)
ブラジル代表主な出場大会:2011年コパ・アメリカ(背番号11)、2013年FIFAコンフェデレーションズカップ(背番号10)、2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会(背番号10)、2015年コパ・アメリカ(背番号10)、2018年ワールドカップ・ロシア大会(背番号10)

リバウド、ロナウジーニョ、カカーと継がれてきたブラジル代表の10番の系譜はネイマールが受け継いだ。母国開催となった14年ブラジルワールドカップや18年ロシアワールドカップではトロフィーを掲げられずにいるが、オーバーエイジとして出場した16年リオ五輪では10番・主将としてブラジル代表を初の五輪金メダルに導き、母国のサポーターに歓喜を届ける存在となった。

能力値の対象としたのは、UEFAチャンピオンズリーグで得点王に輝き、バルセロナをラ・リーガ、コパ・デル・レイを含む三冠に導いた14/15シーズンのもの。

最も高い数値となったのは「ドリブル」と「テクニック」。左サイドを主戦場とし、トリッキーなドリブルやボールさばきで相手DFを翻弄する姿はロナウジーニョの後継者ともいわれるほどであり、キレのあるドリブルから繰り出される「パス」や抜群のシュートセンスに代表される「攻撃力」も高い数値を記録している。

一方で、ロナウジーニョと異なるのは「フィジカル」の強さ。ロナウジーニョは相手DFを弾き飛ばすほどの強さを兼ね備えていたが、ネイマールの体は強靭とはいえず、唯一の弱点といえるものとなっている。

また、リバウド、ロナウジーニョ、カカーと異なるのは未だバロンドーラーの称号を得ていないこと。ブラジル代表の10番としての実績は十分に積み重ねてきたため、個人として“世界最高”の称号を得られれば、名実ともにレジェンドたちと肩を並べることができるはずだ。

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