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すごすぎる…ブラジル代表、最強の怪物たち。リバウド、ロナウジーニョ、カカー…サッカー史に刻まれる英雄8人

サッカー王国、ブラジル代表は常にサッカー界の中心として君臨している。そんなブラジル代表のユニホームはこれまでどんな選手が袖を通していたのか。近年活躍した選手について、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

リバウド

リバウド
【写真:Getty Images】



MF:リバウド(バルセロナ/ブジラル代表)
生年月日1972年4月19日(当時26歳)
98/99シーズンリーグ戦成績:37試合24得点14アシスト
98/99シーズン市場価格:不明
ブラジル代表主な出場大会:1997年FIFAコンフェデレーションズカップ(背番号20)、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会(背番号10)、1999年コパ・アメリカ(背番号10)、2002年ワールドカップ・日韓大会(背番号10)

歴代のブラジル代表には数多くの名手が名を連ねるが、『背番号10といえば?』と問われれば、この男の名を挙げる人が最も多いのではないだろうか。1998年フランスワールドカップ、1999年コパ・アメリカ、そして2002年日韓ワールドカップの3大会に背番号10として出場。日韓W杯ではロナウド、ロナウジーニョとともに“3R”と呼ばれ連日のように日本メディアをにぎわせ、最終的にブラジル代表の10番として優勝トロフィーを掲げた3人目の選手となっただけに、日本のサッカーファンに強烈な印象を残した。

基本データ・能力値の対象としたのはFIFA最優秀選手とバロンドールのW受賞を果たした98/99シーズンのもの。最高値は“左足の魔術師”とも称されるほど卓越した「テクニック」。さらに24得点14アシストを記録する「攻撃力」と「パス」に加えて、世界中のDFを置き去りにした「ドリブル」と「スピード」も高い数値を記録している。

一言でいえば“ファンタジスタ”と呼ばれる選手だが、リバウドの真の凄さは「フィジカル」の強さでもある。186cmと大柄な体に鋼のような肉体でボールをキープする。この強さこそが、卓越した技術の効果を何倍にも膨れ上がらせていた。今ではフィジカルとテクニックを併せ持つことが珍しくなくなったが、この時代では類を見ない“モンスター”とも言える存在だった。

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