スペイン1部のエスパニョールは27日、トップチームとの選手たちおよびコーチングスタッフとの間で給与カットの合意に達したことを発表した。

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　カットされる給与のパーセンテージは、新型コロナウイルスの影響により中断されているリーガエスパニョーラの2019/20シーズンが再開されるか否かにより異なる。今季が再開されず打ち切られた場合には年間報酬の19％をカット。再開され残りの試合が開催された場合には年間報酬の4％のカットとなる。

　トップチームメンバーの給与をカットすることで、その他のクラブ関係者の報酬の維持を図る。一時解雇の対象となる一般職員、女子トップチームのメンバー、ユース選手、Bチームの選手たちなどの報酬は全額を保証すると発表されている。

　一方、再開後のリーグ戦が7月以降まで開催される場合に備え、今季で契約満了となる選手たちの契約期間延長も合意に達したと発表。2020年6月30日までの契約を交わしていた選手たちはシーズン終了までの延長を受け入れたとのことだ。

　中断が続いているリーガの再開日程は依然として未定。6月頃からの再開という見通しも伝えられているが、スペイン保健相が「夏以前に再開できるとは言い切れない」と発言するなど不透明な状況が続いている。

【了】