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リーガ会長、早期打ち切りに否定的「フランスは急ぎすぎた。従うべき例ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・テバス
【写真:Getty Images】

 スペイン・プロサッカーリーグ(ラ・リーガ)のハビエル・テバス会長が、2019/20シーズンの打ち切りを発表したフランス・プロリーグ機構(LFP)について言及し、参考にするべきではないとの考えを示した。1日に伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

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 新型コロナウイルスの感染者が発生したフランスでは、感染拡大を防ぐためにリーグ戦が無期限延期となった。再開の可能性を探る中、4月28日にフランスのエドゥアール・フィリップ首相がロックダウン(都市封鎖)解除に向けた今後の計画案を発表する中で、サッカーを含めたプロスポーツについてはシーズンを打ち切りとする方向性を示した。大規模イベントを「9月まで開催できない」とし、「特にサッカーは再開できない」と明言。事実上今季の打ち切りが宣言されたのである。そして、4月30日にはフランス・プロリーグ機構がリーグ戦の打ち切りを発表している。

 テバス会長は早期打ち切りのリーグアンについて「フランスは急ぎすぎた。これらは従うべき例ではなく、リーグアンをリーガエスパニョーラやセリエAと比較することは出来ない。他の利害関係者が介入し、プロトコルを適用するのも遅かったと思う」と語り、追随するべきではないとの考えを示した。

【了】

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