新型コロナウイルスの影響によりセリエAが中断されているイタリアでは、来週の週明けからグループでの練習再開を認めるとともに、リーグ戦再開の可否については1週間以降に結論が下されるという見通しが示された。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

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　ロックダウン（都市封鎖）による移動制限措置が緩和されたことに伴い、イタリアでは今月4日から各クラブの練習場で選手たちが個人トレーニングを行うことが認められるようになった。そのまま状況が悪化しなければ、18日からはグループ練習再開が認められることが予定されていた。

　11日にはロベルト・スペランツァ保健大臣とヴィンチェンツォ・スパダフォーラスポーツ大臣が共同声明の形で18日からのグループ練習再開にゴーサインを出した。当然ながら万全のウイルス感染予防対策を取った上で、選手たちは距離を取ることなく一緒に練習することが可能となる。

　さらにスパダフォーラ大臣はイタリア『Rai』の番組で、セリエAの再開可否の決断時期について見通しを示した。「少なくともあと1週間は必要だと思う。感染者数の推移を見て、それからリーグ戦について決断を下す」とコメントしている。

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