FCソウル
【写真:Getty Images】

 韓国・Kリーグ1部のFCソウルは、無観客で開催された試合のスタンドに観客代わりとして配置したマネキンが性的な目的で使用される人形だったのではないかとして騒がれた一件について謝罪を行った。韓国『朝鮮日報』など複数メディアが伝えている。

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 韓国では新型コロナウイルスの影響により延期されていた2020シーズンのリーグ戦を5月8日から開始。世界でも最も速く再開を実現させたリーグのひとつとして注目を集めることになった。

 観客の入場は当面は認められず、各試合は無観客で行われる。だが17日に開催されたリーグ第2節のFCソウル対光州FC戦が予想外の形で騒ぎを引き起こすことになった。

 ホーム開幕戦となるこの試合で、FCソウルは数十体のマネキンを無人の観客席に配置。ユニフォームを着せたり、応援パネルを手に持たせたりするなどの形で“仮想サポーター”としていた。マネキンやパネルなどを用いた同様の手法は他国の無観客試合でも採用されていたものだ。

 だが、全て女性の姿であったそのマネキンが、実際にはアダルトグッズとして用いられる人形ではないかとしてSNS上で騒ぎが巻き起こった。マネキンの手に持たされたボードには、アダルトグッズ販売業者の名前などが入れられたものもあったという。

 FCソウルではこの騒ぎを受け、18日未明にフェイスブック公式アカウントに謝罪声明を掲載。提供業者との間で「性的用途のものではないことを最初に確認した」としながらも、確認が不十分な部分があったとして謝罪している。

 Kリーグのレギュレーションでは「わいせつまたは退廃的な内容で公序良俗を害する恐れがあるもの」を広告物として掲示することを禁じており、FCソウルに何らかの罰則が下される可能性があるとの見方も伝えられている。人形が広告物とみなされるかどうかが論点となるかもしれない。

 一方、国際的にKリーグへの注目が高まっている中での失態は「韓国プロサッカーの威信を損なう恐れがある場合懲戒を与えられる」という規定に抵触するのではないかという声も上がっているようだ。

【了】

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