新型コロナウイルスによる中断からの再開を目指しているイングランドのプレミアリーグだが、再開後も来季まで無観客試合の期間が続くことになるかもしれない。英紙『ミラー』など複数メディアが伝えた。

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　現地時間18日にはプレミアリーグの全クラブによるオンライン会議が開かれ、19日から少人数のグループでの練習を再開することに合意。リーグ戦再開に向けて一歩前進する形になった。

　だがその会議の中で、再開後も観客をスタジアムに入れられない期間が長く続く可能性があることも各クラブに対して伝えられたようだ。リーグの医療顧問を務めるマーク・ジレット氏が明かしている。

「公共の健康状況が今後6ヶ月から12ヶ月は変化しない見通しであることが明確にされた。文化の変化に直面しなければならないと理解することが大事だ」とジレット氏はコメント。状況の正常化には最大で1年程度を要する可能性があるとの見通しを示した。

　無観客試合の期間が続けば、チケット収入やグッズ売上などの面で各クラブの収益が大幅に減少することも見込まれる。ウイルス危機の影響はサッカー界に大きな爪痕を残すことになりそうだ。

【了】