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マンチェスター・ユナイテッド、背番号10の系譜。ゴールを量産、タイトル獲得に貢献したアタッカーたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

生え抜きの若きエース

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【写真:Getty Images】

マーカス・ラッシュフォード(イングランド代表)
生年月日:1997年10月31日(20歳)
期間:18/19~
リーグ戦成績:55試合出場/24得点

監督:ジョゼ・モウリーニョ、オーレ・グンナー・スールシャール
獲得タイトル:なし

 ルーニーの退団により空いた10番はズラタン・イブラヒモビッチがつけたが、18年3月にロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したことで再び欠番となった。そして、それから数か月後、背番号10はマーカス・ラッシュフォードに渡っている。20歳で背番号10を背負うのは、固定背番号制となった1993/94シーズン以降では最年少となった。

 ラッシュフォードは7歳からユナイテッドのアカデミーでプレーしている。16年2月、18歳でトップチームデビューを果たすと、ルイス・ファンハール監督の下で定位置を獲得。デビューシーズンは39番を背負っていたが、次の2シーズンは19番をつけてプレーした。

 ラッシュフォードが背番号10を背負って戦うこの2シーズン、指揮官がジョゼ・モウリーニョからオーレ・グンナー・スールシャールへと代わったユナイテッドはタイトル争いに絡めていない。しかし、そんな苦しい状況下でラッシュフォードは、18/19に10ゴール6アシスト、19/20はここまで14ゴール4アシストと奮闘している。

【了】

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