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ベラルーシでは5000人以上、ベトナムでは1万人も。一部ではすでに大観衆

text by 編集部 photo by Getty Images

ベトナム
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりストップしていた世界各国のサッカーが徐々に再開されつつある。多くの国では再開後しばらくは無観客での試合開催となるが、一部ではすでに大観衆を集めて試合が行われている例もある。

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 欧州主要リーグで最も早く再開を実現させたドイツのブンデスリーガは今季中無観客開催。韓国のKリーグも当面は無観客で開催されている。今後再開が見込まれるリーグの多くも、観客の入場は不可とされる場合が多い。

 だが、パンデミック中も通常通りに観客を入れてのリーグ戦開催を続けて注目されていたベラルーシでは、現地時間24日に開催されたカップ戦決勝のBATEボリソフ対ディナモ・ブレスト戦に約5700人の観客が集まった。

 英『BBC』などによれば、2万2000人収容のスタジアムに対してチケット販売数は5700枚に制限され、観客には社会的距離を取ることが推奨されていた。だが実際には多くの観客が集まって観戦していたという。試合は延長終了間際の劇的ゴールにより1-0の勝利を収めたBATEが優勝を飾った。

 一方、ベトナムでは23日からカップ戦の試合が開催されてサッカーが再開している。23日に行われたナムディン対ホアンアイン・ザライ戦では約1万人のファンが入場。スタジアムの収容人数は約3万人だが、ベトナム『Webthethao』などによればチケット販売数の制限が行われたという。ベトナムは新型コロナウイルス対策に最も成功した国のひとつとされており、累計感染者数はわずか325人、死亡者はゼロとなっている。

【了】

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