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原口元気、ハノーファーで「ついに開花」と地元メディア。クラブSDも絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images

原口元気
【写真:Getty Images】

 ドイツ2部のハノーファーに所属する原口元気が、ついに期待に応える活躍を見せ始めたとして現地メディアに高く評価されている。ドイツ『Sportbuzzer』が5日付記事で原口の現状について伝えた。

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 原口は2018年夏にヘルタ・ベルリンからハノーファーへ移籍。1年目は公式戦29試合で無得点に終わるなど低調なシーズンを過ごしたが、今季はすでに欧州移籍以降では最多となる5得点を挙げており、5月のリーグ戦再開以降も不動のレギュラーとしてプレーを続けている。

 その原口の活躍ぶりについて、「ハノーファーでついに開花」と地元メディアは伝えている。加入当初はパフォーマンスが安定せず、高い期待に応えることができていなかったが、その状況が変わってきたとの見方だ。ハノーファーのゲルハルト・ツーバーSD(スポーツディレクター)も、「ゲンキは本当に良いプレーをしてくれている。我々にとって素晴らしい選手だ」と賛辞を送っている。

 昨年11月に就任したケナン・コチャク監督との相性の良さも、大きな要因のひとつとみられている。「2人は最初からすぐにうまくいき始めた。なぜ突然うまくいくのか説明できないこともあるが、選手によってはある監督と単純に合うということもある」とツーバーSDは語った。

 過去には右サイドバックなども含めた様々なポジションで起用され、“便利屋”として重宝される一方で「実際にはどこでも本格的にプレーしていなかった」と地元メディアは振り返っている。だが最近の試合では「10番」の位置でチームの中心になるなど、「背番号通りのプレーをしている」と評価している。

【了】

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