イングランド・プレミアリーグのリバプールは9日、同クラブに所属するイングランド代表MFアダム・ララーナとの短期間の契約延長が合意に達したことを発表した。新たな契約は今季の終了までとなる。

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　ララーナの以前の契約は今年6月30日まで。契約が延長されていなかったことで今季限りでの退団が確実視されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期された今季の残り試合を戦うためには契約延長が必要となっていた。

「来季からアダムを欲しいと望む他クラブがどれほど強く彼を求めているかは分かっている。今季の仕事を最後まで終えて、彼にふさわしい形で別れを告げられることを非常に嬉しく思う」とユルゲン・クロップ監督はクラブ公式ウェブサイトでコメントしている。

　現在32歳のララーナは2014年夏にサウサンプトンからリバプールへ移籍し、今季で6年目。これまで通算178試合に出場して22得点を記録し、昨季のチャンピオンズリーグ優勝などのタイトル獲得に貢献してきた。

　リバプールは今月21日にプレミアリーグ再開初戦となるエバートンとのダービーマッチを戦う。残り9試合で2勝を挙げれば、30年ぶりとなる悲願のリーグ優勝が決定する状況だ。

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