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ヤン・フェルトンゲン（トッテナム／今季成績：19試合1得点）
トビー・アルデルワイレルド（トッテナム／今季成績：27試合1得点）
トーマス・フェルマーレン（ヴィッセル神戸／今季成績：出場なし）

　EURO予選でフルタイム出場をしているトビー・アルデルワイレルドが3バックの中央に入る。ヤン・フェルトンゲンも3バックの一角を占めるだろう。残る1枠はここ最近さまざまな選手が起用されている。

　ヴァンサン・コンパニはロシアワールドカップ後もプレーしていたが、昨夏からプレーするアンデルレヒトでは怪我もあり、9月以降は代表から遠ざかっている。それでも後半戦はクラブでキャプテンマークを巻いてほぼフル稼働しており、EUROで代表復帰を果たす可能性もあった。

　もう一人の候補者はトーマス・フェルマーレン。昨夏からプレーするヴィッセル神戸でも3バックの左を務め、天皇杯優勝に貢献。ベルギー代表では消化試合となった最終節を除く直近4試合に先発しており、ベルギー代表でも3バックの左に入る可能性が高いだろう。

　EUROが1年延期されたことで、ベルギー代表のバックラインは世代交代という課題がさらに浮き彫りとなった。フェルマーレンとコンパニは来夏で35歳、フェルトンゲンも34歳になる。オリンピック・リヨンでプレーするジェイソン・デナイエルや昨年11月に代表デビューを果たしたエリアス・コボーといった若い選手たちのブレイクが今後のベルギー代表のカギを握るだろう。