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岡崎慎司、“古巣”相手に奮闘も評価は伸びず。「不動の先発、粘り強く戦ったが…」

text by 編集部 photo by Mutsu Kawamori

岡崎慎司
【写真:Getty Images】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第32節のマラガ対ウエスカ戦が現地時間12日に行われ、アウェイのウエスカが3-1で勝利を収めた。ウエスカのFW岡崎慎司は先発出場し、53分に交代するまでプレーしている。

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 新型コロナウイルスの影響により中断されていたシーズンが約3ヶ月ぶりに再開。岡崎はその初戦で、昨夏に一旦加入しながらも試合に出場することなく退団した“古巣”マラガのホームに乗り込んだ。

 マラガで実現できなかった本拠地ラ・ロサレダでのデビュー戦として注目される一戦でもあったが、試合は無観客で開催され、岡崎がマラガファンの前でプレーすることはできなかった。得点に絡むなどの決定的な働きもなく、スペイン紙『アス』は「“ホーム復帰”を目立つことなく過ごした」と岡崎について記述している。採点も0から3までの4段階評価で低めの「1」とした。

 地元メディア『スポルト・アラゴン』は、岡崎に対して10点満点で「6」の採点をつけている。「不動の先発として粘り強く戦ったが結果には繋がらなかった。幅広い動きを見せ、勤勉にプレスをかけ、あらゆる形でマークを外そうと試みていたが、チームメートとの息が合わなかった」と評した。

 試合は岡崎の交代時に2-1でリードしていたウエスカが終盤にもう1点を加えて勝利。昇格プレーオフ圏内の3位に位置し、自動昇格圏の2位以内にも接近している。

【了】

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