ブラジル1部のコリンチャンスは20日、クラブ内で行った新型コロナウイルス感染の検査により、選手8人およびスタッフ5人から陽性反応が検出されたと発表した。

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　ウイルスの影響で休止されていた練習の再開に向け、コリンチャンスは18日から19日にかけて選手とスタッフに合計190件のウイルス検査を実施。その結果、計13人から陽性反応が検出されたとのことだ。選手らの具体名は明らかにされていない。

　陽性反応が検出された全員が無症状だが、今後10日間の隔離を行ったあと再び検査を受けることになる。一方、ウイルス陰性だった選手たちは23日にフィジカルテストなどを実施したあと段階的にトレーニングを再開する予定だとされている。州政府により、チーム練習の再開は7月1日から許可されている。

　コリンチャンスは、名古屋グランパスに所属していた元ブラジル代表FWジョーの獲得を先日発表したクラブでもある。そのジョーについては、まだウイルス検査を受けてはおらず、今週前半に実施予定だと説明されている。

　サンパウロのクラブであるコリンチャンスはカンピオナート・パウリスタ（サンパウロ州選手権）を戦っていたが、ウイルスの影響により3月に中断。すでに再開されたカンピオナート・カリオカ（リオデジャネイロ州選手権）などとは異なり、再開は依然未定となっている。

【了】