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モウリーニョ監督、VARでの判定に激怒。「もう主審ではなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
【写真:Getty Images】

 トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、シェフィールド・ユナイテッド戦の判定に激怒した。英メディア『BBC』が現地時間2日に報じている。

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 プレミアリーグ第32節シェフィールド・ユナイテッド対トッテナムが現地時間2日に行われた。ホームのシェフィールドUが3-1の勝利を収めた。

 トッテナムは31分にMFサンダー・ベルゲのゴールで失点を許す。だが、直後のプレーでトッテナムがゴールネットを揺らす。ケインの落としに反応したルーカス・モウラがドリブルで仕掛ける。モウラは相手2人に後ろから押され、ボール方向に倒れこむ。DFジョン・イーガンがクリアしたところ、倒れ込んだモウラの手に当たり、ボールはケインのもとに。最後はケインが切り返しから、左足でボールをゴールに流し込んだ。

 しかしVARの介入により、モウラのハンドが取られノーゴールの判定に。モウラのハンドの前にシェフィールドUのファールもあったように思われたが、シェフィールドU側の反則はなかった。この判定に不服のモウリーニョ監督はプレー後に審判に抗議していたが、覆らなかった。

 試合後のインタビューに応じたモウリーニョ監督は「主審はオフィスにいたよ。私はホイッスルを持つその男には抗議はしていない。なぜなら、彼はもう主審ではなかったからだ」と主審に対して怒りを示した。

 また、モウリーニョ監督は「レフェリーはいつもピッチにいるべきだと思う。オフィスにいる人たちはサポートとアシストをするべきなんだ」とVARに対しても不服を唱えている。

 敗れたトッテナムは9位に後退。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて厳しい状況となっている。

【了】

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