01/02シーズン

UEFAチャンピオンズリーグ：優勝
ラ・リーガ：3位
コパ・デル・レイ：準優勝

胸スポンサー：なし
サプライヤー：adidas（アディダス）

　99年11月に3度目の監督就任となったビセンテ・デル・ボスケは、いきなりそのシーズンのCL優勝に導いている。翌シーズンはバルセロナからルイス・フィーゴを獲得し、4年ぶりのリーグ優勝を果たした。

　クラブ創設100周年となる01/02シーズンは胸スポンサー契約を結ばず。リーグ戦では「realmadrid.com」のロゴを掲出し、UEFAチャンピオンズリーグでは無地のユニフォームで戦った。

　ユベントスからジネディーヌ・ジダンを獲得したこのシーズン、リーグ戦はラファエル・ベニテス監督率いるバレンシアに連覇を阻まれた。コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）では決勝に駒を進めたが、ディポルティボ・ラ・コルーニャに敗れてタイトルを逃している。

　CLではバイエルン・ミュンヘンとバルセロナを倒して決勝に進出。レバークーゼンとの決勝では、1-1で迎えた前半終了間際、ロベルト・カルロスが入れた滞空時間の長いパスを受けたジダンが鮮やかなボレーシュートを決めた。

　センターバックにはフェルナンド・イエロ、中盤にはクロード・マケレレが君臨した。左サイドはロベルト・カルロスが攻め上がり、フィーゴやジダン、フェルナンド・モリエンティスといった攻撃陣が得点を積み重ねた。