【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第34節のセビージャ対エイバル戦が現地時間6日に行われ、ホームのセビージャが1-0で勝利を収めた。この試合でセビージャのアルゼンチン代表MFルーカス・オカンポスが見せた驚異的な活躍が話題となっている。
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エイバルのMF乾貴士も先発したこの試合で、セビージャは56分にオカンポスがゴールを決めて先制。そのまま1点をリードして試合終了を迎えようとしたところで、GKトマーシュ・ヴァツリークが負傷によりプレー続行不可能となってしまった。
5人の交代枠を使い切っていたセビージャは控えGKを投入することはできず、オカンポスがグローブをつけて急造GKを務める。プレーが再開される時点で、試合時間はすでに100分を過ぎていた。
ラストプレーとなることが濃厚なスローインからの再開の場面で、エイバルはGKマルコ・ドミトロビッチも前線に上げて同点ゴールを狙いにいく。スローインからのボールがゴール前にこぼれたところにそのドミトロビッチが反応して至近距離からのシュートを放ったが、オカンポスが見事なセーブで相手GKの決定機をストップしてチームを救った。
4位のセビージャはこの勝利で5位との差を6ポイントに広げ、来季のチャンピオンズリーグ出場に向けても大きく前進。スペインメディアはこの試合のまさに英雄となったオカンポスの大車輪の活躍を称えている。
【了】