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中島翔哉の去就は「監督次第」と代理人語る。本人はポルト残留を希望

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
【写真:Getty Images】

 ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉の代理人は、欠場が続いている同選手の来季の去就は監督やクラブの決断次第だと語った。ポルトガル紙『ア・ボーラ』が22日付で伝えている。

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 今季からポルトに加入し、新型コロナウイルスの影響によるシーズン中断までに公式戦28試合に出場していた中島だが、中断期間中にチームへの合流を拒否。リーグ戦再開後もここまで欠場が続いている。

 現地時間20日のモレイレンセ戦終了後に行われた今季リーグの優勝セレモニーにも中島は姿を見せなかった。優勝メダルも受け取っていないことになるが、「メダルはポルトから中島に届けられる。その点について問題はない」と代理人のテオ龍希(亀倉龍希)氏はコメントしている。

 だがこのままシーズンを終えれば、来季ポルトでプレーを続けるかどうかも不確定な状況となりそうだ。「どのクラブでも同じことだが、未来は常に監督次第だ。中島を来季の戦力とするかどうかは監督が決めることになるだろう」と代理人は見通しを示した。

「現時点では、ポルトが彼を売りたいのか残したいのか何も聞いてはいない。もちろんポルトはシーズン終了後に決断を下すことになるだろう。中島は落ち着いており、彼の希望は(ポルトに)残ることだが、本人の意思だけで決まることではない」とテオ氏は続けている。

 ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、中島がチームに合流しない状況に苛立つような様子を見せながらも、基本的にはノーコメントを貫いている。優勝セレモニーに中島が不在だったことについても、「私が答えるべき質問ではない」と返答するにとどめていた。

【了】

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