7位：ラウドルップの再来

MF：クリスティアン・エリクセン（デンマーク代表／インテル）
生年月日：1992年2月14日（28歳）
市場価格：6800万ユーロ（約81.6億円）
今季リーグ戦成績：20試合出場／2得点2アシスト（トッテナム）
14試合出場／1得点2アシスト（インテル）

　7位に入ったのは、18歳からデンマーク代表でプレーし、ミカエル・ラウドルップの再来と呼ばれたクリスティアン・エリクセン。17歳のときにアヤックスでデビューし、21歳でトッテナムに移籍すると、翌シーズンに就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督の下では絶対的な司令塔として君臨。今冬からインテルへと活躍の場を移している。

　的確なポジショニングで危険なエリアに侵入し、高い技術と判断力でゴールに絡む。両足で遜色なく蹴られるキックの精度は抜群に高く、長短のパスで味方を活かし、アタッキングサードからはどこでもシュートを飛ばすことができる。

　攻撃におけるあらゆる局面で貢献できるエリクセンのプレーは、高度なテクニックが支えている。ポジショニング、トラップ、フェイント、キックとすべてに魅力が詰まったエリクセンは、現代のファンタジスタと呼ぶに相応しい存在だ。