フットボールチャンネル

セビージャで選手1人の新型コロナウイルス感染が判明。ELローマ戦は欠場へ

text by 編集部 photo by Getty Images

セビージャ
【写真:Getty Images】

 スペイン1部のセビージャは29日、トップチームの選手1名から新型コロナウイルス感染の陽性反応が検出されたことを発表した。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 クラブの発表によれば、セビージャは26日日曜日に選手たちやスタッフらを対象としたPCR検査を実施。翌27日にその結果が判明し、トップチームの選手一人から陽性反応が検出されたとのことだ。

 陽性となった選手にウイルス感染による症状は出ておらず、健康状態は良好。現在は自宅にて隔離中だと説明されている。チームの練習は一旦中止し、施設の消毒を行うことも発表された。

 27日の陽性判明後に、クラブではすでに他の選手・スタッフらに対してさらに2回のPCR検査を実施しており、その1回目は全員が陰性だったとのこと。29日に行われた2回目の検査結果は30日朝に出る見通しだとされている。結果が再び陰性であれば、30日午後には個人トレーニングを再開する予定だという。

 セビージャはすでに2019/20シーズンのリーガエスパニョーラ全日程を終了。だがヨーロッパリーグでも勝ち進んでおり、8月6日には一発勝負に変更された決勝トーナメント1回戦のローマ戦をドイツのデュイスブルクで戦う。ウイルス感染が判明した選手はこの試合を欠場することになる。

 スペインではここ数日、サッカークラブでの新型コロナウイルス感染判明が相次いでいる。レアル・マドリードではFWマリアーノ・ディアスが陽性。2部リーグでもフエンラブラダで多くの感染者が出たのに続いて、昇格プレーオフを控えるアルメリアでも選手1名の感染が29日に発表された。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top