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中国を離れた元ドイツ代表FW、32歳で現役引退。指導者の道へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ザンドロ・ヴァーグナー
【写真:Getty Images】

 元ドイツ代表のFWザンドロ・ヴァーグナーが、現役引退を表明した。32歳の同選手は、これから指導者を目指すという。ドイツ『ビルト』で語った。

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 バイエルンの下部組織出身のヴァーグナーは、トップチームに昇格したあと、ドイツで多くのクラブを渡り歩いた。2018/19シーズンにはバイエルンに復帰し、21試合で8得点を決めている。

 2019年1月、ヴァーグナーは中国の天津泰達に2年契約で加入。しかし先月25日、この契約を解除していたところだ。

 契約解除の理由は個人的なものだとされていたが、指導者転身が大きな理由だったという。

 ヴァーグナーは「ブンデスリーガやほかにも国外から多くの連絡をもらった」と、プレーを続ける選択肢があったことを明かしている。しかし「決断は変わらなかった。9月にはコーチになるためのトレーニングを始める。僕の予定では、来年の9月にはコーチ業を始めているよ」と語った。

 また、「今は家族と過ごす時間を楽しみたい。プロで選手をやっている間は、妻と子供のそばにいつもいられるわけじゃなかったからね」とコメントしている。

【了】

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