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久保建英、移籍の可能性をラ・リーガ全クラブで考察(4)。セビージャ移籍が実現していれば…、獲得を躊躇させるレアルの条件は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

レバンテ

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【写真:Getty Images】

リーグ戦:12位(勝ち点49、14勝17敗7分)
スペイン国王杯:3回戦敗退
監督:パコ・ロペス(4年目)
同ポジションの選手:ルベン・ロチーナ


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 2シーズン続けて15位と残留争いをしたレバンテは今季、12位と順位を上げた。パコ・ロペス監督就任3年目の今季は、昨季はリーグワースト2位の66だった失点数を53まで減らしている。

 上位争いに食い込むために、レバンテはすでに補強に着手している。レアルからは2人のアタッカーを獲得。22歳のダニ・ゴメスは今シーズン、期限付き移籍でプレーしていた2部のテネリフェで9得点を挙げている。今季、レアル・バジャドリードとラージョ・バジェカーノでプレーしたホルヘ・デ・フルートスはウイングでのプレーを得意としている。

 4-4-2の布陣が基本だった今季、中盤の両サイドはエニス・バルディとルベン・ロチーナがレギュラーだった。ラ・リーガでの実績で両者が久保を上回るが、今季の成長を見れば久保が彼らとポジションを争うことは十分に可能だろう。前線には2シーズン連続で2ケタ得点をマークしたロジェール・マルティといった決定力のあるストライカーがいる。久保とのコンビネーションから多くのゴールを期待できるかもしれない。

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