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冨安健洋、監督はあくまでCB起用の考え変えず。新たな右SB獲得も推進か

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

 ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、来季は日本代表DF冨安健洋をあくまでセンターバックとして起用することを考えているという。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が11日に伝えている。

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 冨安は日本代表や過去のクラブで務めてきたCBではなく右サイドバックのポジションでボローニャのレギュラーに定着。だがミハイロビッチ監督はシーズン最終節を終えたあと、来季は冨安をCBとしてプレーさせるつもりであることを明かしていた。

 だがその後、冨安自身はこれまでの1年間を通して好プレーを見せることができた右サイドでプレーを続けることを望んでいるとの報道もあった。ボローニャはトリノのイタリア代表右SBロレンツォ・デ・シルヴェストリの獲得を検討しているものの、冨安のポジションが不確定なため交渉を保留していると伝えられていた。

 しかし『コッリエレ』によれば、冨安本人の希望にかかわらずミハイロビッチ監督の考えは変わらないようだ。シーズンオフを終えて練習が再開され次第、冨安と話をした上で、負傷が完全に回復すればCB起用のテストをスタートさせる考えだとされている。

 冨安がCBとして起用されたナポリ戦やパルマ戦では失点に絡むミスを犯したが、それも実力の問題ではなく疲労などの影響だったとミハイロビッチ監督は確信しているという。冨安のCB起用を前提に、デ・シルヴェストリの獲得にも強くこだわり、クラブに対して要請を行っているとされている。

 一方で『トゥットボローニャウェブ』は、冨安のCB起用が来季の最後まで続くかどうかは不確定であるとして、ミハイロビッチ監督はチリ代表MFガリー・メデルをCBに起用することも検討中だと伝えている。メデルはこれまでにも代表チームやインテルなどでCBとしてプレーしてきた。

【了】

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