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PSG退団の主将「あと3、4年はプレーしたい」。チェルシー移籍が決定間近?

text by 編集部 photo by Getty Images

チアゴ・シウバ
【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のキャプテンを務めていたブラジル代表DFチアゴ・シウバは、退団前のラストマッチとなることが見込まれるチャンピオンズリーグ(CL)決勝を戦い終えた。タイトル獲得で有終の美を飾ることはできなかった。

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 今季限りでの退団が確実となっていたチアゴ・シウバは、6月末までとなっていた契約をシーズンの終了まで短期間延長。23日に行われたCL決勝のバイエルン・ミュンヘン戦にも先発でフル出場したが、結果は0-1での敗戦に終わった。

 試合後にはフランス『RMCスポーツ』に対するコメントでPSGへの別れを告げた。「これがパリでの最後の試合だった。悲しく思う。サポーターに謝りたいが、彼らの愛情に感謝している」とチアゴ・シウバは語った。

「愛するこのクラブに別の役割で戻ってくると思う」と将来的には何らかの形でPSGに復帰することも希望。その上で「あと3、4年はプレーして、カタールワールドカップでも戦いたい」と現役続行への意欲を示している。

 チアゴ・シウバに対しては、以前から特にチェルシーが獲得への関心を示していると噂されていた。英国メディアなどではチェルシー加入が「ほぼ完了」との報道もある。

 だがPSGのトーマス・トゥヘル監督はバイエルンとの試合後に、「クラブや彼と話をして状況を確認したい。彼がどのような決断をするとしても彼は私の心の中にいる」とコメント。退団が決定事項であるはずのチアゴ・シウバに残留の可能性もあると示唆するかのような指揮官の言葉は「不可解」だともフランスメディアは伝えている。

【了】

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